泣いて笑って夢見る明日

嵐、宇宙Six、A.B.C-Zを中心としたJ事務所のコンサート、舞台活動のレポとオタ活情報

奇跡があるということ~ふぉ~ゆ~ふゆパラに行ってきました

本日ふぉ~ゆ~のWinter Paradiseに行ってきました!すっごく楽しかったので勢いのまま感想をなぐり書きします。現場後の気持ち悪いオタクのテンションなので、ちょっと言葉が乱れても気にしないでくれると嬉しいです。あと私はふぉ~ゆ~担じゃないので経緯とかよくわかってないところがあるかもしれません。もし無知な発言をしてたら目を瞑るか優しく教えてくれるとありがたいです。

はじめに

ふぉ~ゆ~のアイドル姿って久しく見ていない、っていうかふぉ~ゆ~ってむしろアイドルなんですか?という疑問。Shockをはじめ外部舞台にもたくさん出てるのは知ってる(むしろ見てる)けど、My Anniversary Songや激レアさん、そしてつ~ゆ~の躍進を見てると本人たちがアイドルに固執してないのではと思うことがありまして。アイドルというよりエンタティメント集団にシフトチェンジしているのではないかと。Jr.を抜けたのもそういう方向性が固まったからなのかな思うこともあり。それでもふゆパラやるし、うちわも出るしどっちやねん。という疑問を自分の目でみて確認したいというのが今回の参加のモチベーションになってました。あと、単純にふぉ~ゆ~の4人が好きだし楽しそうだから見たかった。

ここから先は気になったトピックごとに感想を綴っていきます。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

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全体の感想

サマパラのイメージで入ったらビックリ。セット無し、レーザーなし、特効なし。ほぼ本人とマイクとマイクスタンドのみ。あとちょっとした小道具。MADEのふゆパラに入ってないから比較はできないけど、用意された予算少なすぎやしませんか?ジャニーズ事務所の予算分配のえげつなさを目の当たりにする展開になるとは。本人達が望んでそうしてたならごめんなさい。

普段よく見るのが嵐だからあの演出と特効と金の力を乱れ打ちして客の思考を違う世界に飛ばすようなコンサートは真逆の内容。

人がそこに4人いて、その身体と声と表情だけでどれだけできるか勝負する。それが出来ると思う、やってしまう自信がすごかった。衣装のひらひらも照明のチカチカもない。客席もほぼずっと明るいし隠れるところ、ごまかすところが全然ない。「俺たちのありのままを見てくれ」って。素直にすごいなって思った。この人達に怖いものはないのかと。

Lily White

井出コウジさんがA.B.C-Zに書いてくれた名曲。アラサー以上のジャニーズアイドルに歌ってほしい曲ベスト5(私調べ)に入るセクシーで切ないこの曲。福田くんが振付をしてA.B.C-Zの横浜アリーナコンサートでA.B.C-Zとふぉ~ゆ~合同で披露されました。

「この振付はふぉ~ゆ~が踊った方が似合いそう」と常々思っていたのですが、ついにふぉ~ゆ~バージョンを見ることができて感無量です。そしてやっぱり振付がふぉ~ゆ~に超似合う。えびのリリホワが陽のセクシーなら、ふぉ~ゆ~は陰のエロ。夜の闇の中で漂っているようなリリホワ。腰の入れ方、手の伸ばし方、顔の傾き…全員が違う。なんなら拍の取り方も違う。それぞれの踊りの癖が如実に出ていて却って排他的に見えるのがいい。福ちゃんが意図的に入れているだろう「間」を表現するのがふぉ~ゆ~のみんなは抜群に上手い。

キスからはじまるミステリー

「きみがほしい」

「きみがほしい」

こんなに切なさに身を切られるような曲だっただろうか。4つのオムニバスドラマを見ているようにドラマチックな展開に目を奪われた。そこには叶わぬ恋に身を焦がす4人の男がいた。思わず勢いでドラマの設定を考えた。

越岡

会社社長である父の後妻に来たのはかつて憧れていた先輩だった。封印したはずの恋。それがなぜ今になって。キッチンで、洗面所で、彼女がそこにいたことを感じるたびに身を切られるような気持ちになる。家に帰るのが苦痛で今日もまた、行きつけのバーで0時を迎えた。

福田

「福田のいいところ分かってるよ」。舞台役者として駆け出しだった頃、演出家に怒られると飲みにつれて行ってくれた先輩。いつか、先輩と肩を並べられるようになったら伝えよう。その思いで必死に走ってきた。やっと決まった主演舞台、今の俺なら言える。「先輩、実は俺…「私、今度結婚するんだ」。

松崎

リストラされて無気力に飲み歩いてた時にたまたま居酒屋で会った元気な女。「仕事無いの?ならうちに来る?体力ありそうだし」。その女は造園業の2代目だった。頑固でがさつで色気ゼロ。でも誰よりも仕事に誇りを持っていた。そんなある日、親方との飲みの席で知ってしまった秘密。彼女はもう戻らない婚約者をずっと待ち続けているということを。

辰巳

入社してから初めて任される大きなプロジェクト。絶対成功させてやる。一緒にプロジェクトを進めるのは恐ろしく仕事はできるけど隙が一切ない怖い女上司。ムカつくけど言っていることは正論だ。いつか認めさせてやる。資料作りで残業してた時にたまたま見かけてしまった女上司の涙。あの人が泣くことがあるなんて。なんでこんなに気になるのか。まさか。そんな時に俺は見てしまった、女上司が部長とホテルに入るところを。部長は既婚者のはずだ。もしや彼女の涙の原因はアイツなのか。

「きみがほしい」

「きみがほしい」

 

「失うものなどなにもない」

 

眠らないカラダ、愛と勇気とチェリーパイ、JAM

嵐が20周年どこいった?ってくらい20周年やってくれないからふぉ~ゆ~が代わりにやってくれたのかと思った。こうゆうの、嵐担としてこうゆうのが見たかったよ。JAMはもちろん、眠らないカラダで「Brake Down~!」を歌うニノちゃん見たかったし、みんなで横揺れしながら歌う愛と勇気とチェリーパイ見たかったよ。ふぉ~ゆ~が嵐組だったころのチョイスかな。これで私の20周年報われた気がした。

キスからはじまるミステリーで上記のような妄想を脳内で散々繰り広げた後だったから、椅子に座って眠らないカラダを歌ってるふぉ~ゆ~くんたちは、まさに恋に破れて闇落ちしてた。闇落ちして擦れてるふぉ~ゆ~もいい。庇護欲がMAXにそそられる。あと相葉さんのパートをザキさんが歌ってるの嬉しかった。

TOUCH MY SELF(松崎ソロ)

ザキさんのソロがとても素敵で洒落ていて。いつものポンコツ可愛いザキさんの180度違う顔見ちゃったこれってギャップ萌え通り過ぎて別人格すぎませんか。踊りも声もいいし、なにより立ち姿の一瞬一瞬が綺麗で。ザキさんずっとこれやってくれたらこの曲だけにチケット代払える。すごいかっこいい曲だと思い調べたら少年隊の曲なんですね。なるほどかっこいいはずだ。

リリック(福田ソロ)

福ちゃんの太くて大きくてはっきりしている声がTOKIO曲にピッタリでテンション上がった。ライブハウスのノリで騒ぎたかったのに、着ぐるみだし、可愛い振付ついちゃってるしでオーイ。この混沌とした感じがTHE福田悠太なのもまたよし。いつか福ちゃんが本気でTOKIO歌ってるの見てみたい。

ほぼKinKi Kidsと嵐

長くついてる先輩の曲を歌うのはそりゃそうだよね、そこからきたファンの人達もいるもんね。個人的にも知ってる曲が多くてノリ安いし嬉しかった。個人的にはふぉ~ゆ~の声質だとV6とかエイトも合うと思うから、そうゆうのも挑戦してみてほしい。KinKi嵐の中でキラリと光るKis-My-Ft2とKing&Prince。ギャップがあって楽しかった。シンデレラガールのキーが高い(笑)どこから声を出してるの(笑)

あとHeartful Voiceを歌った時にタキツバコンの風景がバーッっと蘇ってちょっとウルっとしてしまった。ふぉ~ゆ~がメインバックだったな。They武道もMADもいたな。懐かしいな。Heartful Voice良い曲だよね。

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終わりに

当初の「ふぉ~ゆ~ってアイドルなの?」という疑問に対する回答は「今の概念でいうとアイドルというよりはエンタティメント集団」と私は思いました。ただ、派手な衣装と演出、キラキラの笑顔でファンに粉を振りまいて虜にするのが従来のアイドルだとしたら、もしかしたらふぉ~ゆ~は新しいアイドル像を作ろうとしているのかもしれない。お笑いもする、ハッピーアワーで乾杯もする、アイドルのようにファンに優しく、役者のように良い意味で自分勝手、変幻自在に自分たちの形を変えていく。そんな4人が「ふぉ~ゆ~」という新たな職業を作り上げる日がくるなら、それはぜひ見てみたいと思う。そんな奇跡があるということ、夢が叶うということ。それをファンが、ふぉ~ゆ~が教えてくれることがいつか来るのであれば。

ふぉ~ゆ~のみなさま、とても楽しい時間をありがとうござました。ENTAに行きたくてたまりませんのでチケットください。